食文化圏 / 東欧

バルカン料理の成立史

東欧の食文化圏「バルカン」に属する料理 4 品の成立史。 いつ・どこで成立したかを、3ゲート(食材入手/調理技術/場)・確度2軸・検証ログで根拠まで辿れます。

この食文化圏の指紋 DB由来のデータ集計(装飾でなく事実)

律速になりがちな食材成立を決めた律速食材として現れた回数(料理数)。

  • キャベツ1
  • パプリカ1
  • 小麦(薄皮/ユフカ)1
  • 牛挽き肉1

食材が届いた経路律速食材の到来経路(channel)の傾向。在来=もとから現地にあった食材。

  • 交易路1

成立年代の分布成立年代の分布(最古 1450 年〜最新 1700 年)。

  • 中世1
  • 近世3

起源説の確度起源説の固さ(A=構造的必然〜D=要検証)の内訳。C/D は諸説・反証ありの料理。

  • C C=諸説・通説4

所属する料理 4

  • ブレク バルカン半島(セルビア等) 1450–1700 時B説C

    バルカン半島で愛される薄皮のパイ「ブレク」。一四九八年にニシュへ伝えたという職人の名まで語られるが、その伝説には実証がない。

  • サルマ バルカン半島(オスマン圏) 1500–1800 時C説C

    ブドウの葉やキャベツの葉で米と挽き肉を巻いて煮込む、バルカン半島の家庭と祝祭の料理。オスマン宮廷で体系化され、冬にブドウ葉が手に入らない地で生まれたキャベツ巻きは、東欧へ広がるキャベツ巻き料理の源となった。

  • チェバプチチ バルカン半島(セルビア等) 1500–1900 時B説C

    バルカンの国民食チェバプチチは、セルビアとボスニアが「正統な発祥はこちらだ」と競い合う料理である。だが記録のうえで定着がまず姿を見せるのは、南セルビアの側である。

  • アイヴァル バルカン半島(セルビア等) 1700–1900 時B説C

← ほかの食文化圏を見る