食材から辿る / 在来
ナス 素材 時期 C検証済
ナスが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 栽培化(野生 S. insanum から複数起源・インドと華南/東南アジア・考古年代未確定)
- 調理技術ゲート
- 加熱調理で可食化(苦味/えぐみ低減に加熱)=食材入手と同年
- 場ゲート
- 食用成立=食材入手と同年
各地への伝来 3
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前1000〜前100頃 インド 在来在地栽培
- 700〜800頃 中東・北アフリカ 交易路
- 827〜1091頃 シチリア 交易路
ナスの到来が成立を縛った料理 2
ナスが届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。
- ホレシュ・バーデムジャーン イラン
- ババ・ガヌーシュ レバント1500年ごろ
ナスを使う料理 18
- マクルーバ パレスチナ/レバント1200年ごろ
- エスカリバーダ スペイン1500年ごろ
- マクドゥース シリア1540年ごろ
- ワンバトゥモジュ Sri Lanka1550年ごろ
- ピスト スペイン1600年ごろ
- アイヴァル バルカン半島1700年ごろ
- カポナータ シチリア1700年ごろ
- メランザーネ・アッラ・パルミジャーナ ナポリ1750年ごろ
- ラタトゥイユ フランス・プロヴァンス1790年ごろ
- パスタ・アッラ・ノルマ カターニア1800年ごろ
- ムサッカア シリア1800年ごろ
- メサッアア エジプト1800年ごろ
- ナスのパルミジャーナ イタリア1837年ごろ
- ザアルーク モロッコ1850年ごろ
- ザクスカ ルーマニア1850年ごろ
- テプシ・バイティニジャン イラク1850年ごろ
- マルガト・バイティニジャン Iraq1850年ごろ
- ムサカ ギリシャ1920年ごろ