食材から辿る / 旧大陸
ニンジン 素材 時期 B検証済
ニンジンが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3つの成立条件(食材・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
10世紀ごろ(栽培ニンジンの食用貯蔵根としての成立)
3つの成立条件
- 食材の条件
- 栽培ニンジン(食用根)の栽培化=中央アジア(アフガニスタンが多様性中心)10世紀ごろ
- 調理技術の条件
- なし(生食・根菜としての利用)
- 場の条件
- なし(在来作物)
各地への伝来 3
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 900〜1000年 中央アジア 在来在地栽培
- 1300〜1400年 ラトビア 交易路
- 1580〜1700年 日本 交易路
ニンジンの到来が成立を縛った料理 2
ニンジンが届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の成り立ちうる最も早い年になります。
ニンジンを使う料理 32
- ミネストローネ イタリア前200年ごろ
- プロフ ウズベキスタン1000年ごろ
- ザワーブラーテン ドイツ・ラインラント1200年ごろ
- ロスウ ポーランド1300年ごろ
- チョルバ(ルーマニア・モルドバ) ルーマニア・モルドバ1500年ごろ
- ポトフ フランス1500年ごろ
- エスコビッチ・フィッシュ ジャマイカ1509年ごろ
- カルネ・メチャーダ チリ1541年ごろ
- カルドゥ セネガル1600年ごろ
- ファソラダ ギリシャ1600年ごろ
- ポチェコス 南アフリカ1652年ごろ
- スクランドラウシス ラトビア1790年ごろ
- スヴィーチュコヴァー チェコ1826年ごろ
- フィスケスッペ ノルウェー1835年ごろ
- ブハーリ・ライス サウジアラビア1850年ごろ
- ブーヤ 米国中西部1853年ごろ
- ブフ・ブルギニヨン フランス1867年ごろ
- サラタ・デ・ボエフ ルーマニア1870年ごろ
- フレビーチキ チェコ1890年ごろ
- ブンチャー ベトナム1900年ごろ
- ジッグス・ディナー カナダ1913年ごろ
- チャプチェ 韓国1919年ごろ
- チコロール オーストラリア1951年ごろ
- ラダウツィ風スープ ルーマニア1979年ごろ
成立年不明 8
- コジード ポルトガル 遅くとも 1693 年までに
- 仔牛のブランケット フランス 遅くとも 1742 年までに
- オシュ・パラウ(プロフ) タジキスタン 遅くとも 1876 年までに
- シリン・ポロ イラン 遅くとも 1884 年までに
- 中華丼 日本 遅くとも 1930 年までに
- モラサ・ポロ イラン 遅くとも 1974 年までに
- カブリパラオ(アフガニスタン) アフガニスタン 年代不明
- パシュティツァダ クロアチア 年代不明