食文化圏 / 東南アジア

ベトナム料理の成立史

東南アジアの食文化圏「ベトナム」に属する料理 3 品の成立史。 いつ・どこで成立したかを、3ゲート(食材入手/調理技術/場)・確度2軸・検証ログで根拠まで辿れます。

この食文化圏の指紋 DB由来のデータ集計(装飾でなく事実)

律速になりがちな食材成立を決めた律速食材として現れた回数(料理数)。

  • バゲット1
  • 牛肉1

食材が届いた経路律速食材の到来経路(channel)の傾向。在来=もとから現地にあった食材。

  • 仏植民地交易2

成立年代の分布成立年代の分布(最古 1700 年〜最新 1950 年)。

  • 近世1
  • 現代2

起源説の確度起源説の固さ(A=構造的必然〜D=要検証)の内訳。C/D は諸説・反証ありの料理。

  • C C=諸説・通説3

所属する料理 3

  • 定番 バインセオ ベトナム(南部) 1700–1900 時C説C

    ターメリックで黄金色に染めた米粉の生地を、熱した鉄鍋で「ジュー」と音を立てて薄く焼く――その音が名になった、ベトナムの折りたたみクレープ。中部で生まれ、南部で大判に化けた一皿である。

  • 定番 フォー ベトナム 1900–1915 時B説C

    「phở」はフランス語のpot-au-feu(火にかけた鍋)に由来し、フォーは仏由来の料理——この語源説は言語学的にも料理構造的にも否定されている。

  • バインミー ベトナム 1950–1958 時B説C

    ベトナムのバインミーは、フランス植民地が持ち込んだバゲットに現地の具を詰めて携帯食に作り替えたサンドである。現行サンド型を「最初に出した一軒」は1958年サイゴンのホアマーとよく語られるが、その確証は弱く諸説のままである。

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