食材から辿る / 在来
パセリ 素材 時期 C検証済
パセリが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 栽培化(パセリ Petroselinum crispum・地中海在来〔ギリシャ・バルカン・サルデーニャ等〕・前3世紀頃から栽培)
- 調理技術ゲート
- 生食・乾燥・薬用/香草としての利用(採取・栽培と同年)
- 場ゲート
- 食用=薬用から食用・添え物へ(古代ギリシャ・ローマ)
各地への伝来 2
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前300頃 地中海 在来在地栽培
- 時期不明 レバント 在来
パセリの到来が成立を縛った料理 1
パセリが届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。
- タッブーレ レバント1694年ごろ
パセリを使う料理 19
- イッジェ レバノン1年ごろ
- ロスウ ポーランド1300年ごろ
- 黒いリゾット クロアチア1417年ごろ
- サブジ・ポロ イラン1501年ごろ
- パイラ・マリーナ チリ1541年ごろ
- ゴルメ・サブジ イラン1590年ごろ
- マウルタッシェン ドイツ・シュヴァーベン1700年ごろ
- エスカルゴ フランス1800年ごろ
- チミチュリ アルゼンチン1800年ごろ
- スヴィーチュコヴァー チェコ1826年ごろ
- ドゥルム(ケバブラップ) トルコ1850年ごろ
- オイスター・ロックフェラー 米国ルイジアナ1899年ごろ
- フィレ・アメリカン ベルギー1924年ごろ
- サビーヒ イスラエル1961年ごろ
- ベイティ・ケバブ トルコ1961年ごろ
成立年不明 4
成立の下限(いつ以降か)が史料から決まらない料理。年代順には置けないのでここへ分けた ── いちばん古いという意味ではない。 「遅くとも◯年までに」はその年までに存在したことが押さえられているという意味で、その年に成立したという意味ではない。
- ヴァイスヴルスト ドイツ 遅くとも 1814 年までに
- パンプシュキ ウクライナ 遅くとも 1835 年までに
- ドロブ ルーマニア 遅くとも 1909 年までに
- ホレシュ・キャラフス イラン 遅くとも 1964 年までに