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カスレ 時期 B起源説 C検証済
確度は2軸: 時期=成立時期の固さ/起源説=発祥譚(説)の固さ(A〜Dの4段階・別々に持つ)。
検証ハイライト 俗説 → 判定 → 根拠
- 主な説
- 百年戦争中の1355年、英軍に包囲されたカステルノダリの住民が豆と肉の煮込みで英軍を撃退した、という発祥譚。史実では英黒太子が同年10月31日に…
- 判定
- 諸説あり(対立説を併記)
- 主な根拠
- 支持Alan Davidson, The Oxford Companion to Food(haricot豆は16世紀スペイン経由で新大陸からフランスへ)重み3 反証Cassoulet — Wikipedia(Oxford Companion to Food / Larousse Gastronomique / Prosper Montagné を引用)重み1
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 主役の白インゲン豆は新大陸由来。欧州への到来(16C)+普及後が物理的下限
- 調理技術ゲート
- カソール(土鍋)での長時間煮込み・表面の皮を崩しながら煮る
- 場ゲート
- ラングドック地方の家庭・地方料理
成立年代と食材入手ゲート
食材入手(1530年・在地/到来)が律速=物理的な下限。成立年代の帯はそれ以降にある(場ゲートは年に乗らない構造ゲート)。
- 食材入手(流通/在地/加工の経路を内包)
- 太線=律速(最も遅い=成立を縛る)
- 細線=既に充足
- 場ゲートは年に乗らない構造ゲート(図外)
検証メモ: 要検証: 白インゲン豆到来年(フランス南部での栽培定着)が下限を律速。前史(ソラマメ等在来豆の煮込み)があればR1で別granularity_level=0行を検討→研磨係へ申し送り。
起源説
諸説併記
ラングドック農村の豆+肉煮込みの漸進的成立(中世エトゥフェからの連続) C
単一の発明者・年代を持たず、ラングドック農村の在来の豆と豚脂・肉屑の長時間煮込み(中世にはestouffetと呼ばれ、そら豆favollesを使用)が母体。新大陸のharicot(白インゲン豆)がそら豆を置換し、カソール土鍋(cassolo/Isselの陶器)の名から19世紀に cassoulet と命名されて現行様式が定着。プロスペル・モンタニェがカステルノダリ/カルカソンヌ/トゥールーズの三都市変種を整理。
白インゲン豆(haricot)のフランス導入時期:16世紀説 vs 19世紀説 C
現行カスレを律速する白インゲン豆のフランス到来年に二説。①Oxford Companion to Food=16世紀にスペイン経由で新大陸からフランスへ。②Larousse Gastronomique=フランスで使われ始めたのは19世紀。前者なら現行様式の食材ゲートは16世紀に開くが、命名・定着は19世紀。
反証
1355年カステルノダリ籠城発祥伝承 D
百年戦争中の1355年、英軍に包囲されたカステルノダリの住民が豆と肉の煮込みで英軍を撃退した、という発祥譚。史実では英黒太子が同年10月31日に町を略奪・焼き払っており、撃退の事実はない=『創られた伝統』。料理名 cassoulet 自体もアカデミー仏語辞典で19世紀以前に遡れない。
検証ログ 追記専用の監査証跡
| 日付 | 結果 | 確度 | 主張 / 出典 | 更新者 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-06-26 19:56:22 | 反証 | D→D |
1355年カステルノダリ籠城で住民がカスレを作り英軍を撃退した、という発祥伝承
出典:
Cassoulet — Wikipedia(Oxford Companion to Food / Larousse Gastronomique / Prosper Montagné を引用) 重み1
史実では英黒太子が1355年10月31日に町を略奪・焼亡。撃退の事実なし=『創られた伝統』。料理名も19世紀以前に遡れない(アカデミー仏語辞典)。Dとして隔離維持。ジャンル(豆煮込み)の古さは否定しない。 |
polisher-3 |
| 2026-06-26 19:56:27 | 支持 | C→C |
カスレはラングドック農村の在来豆+肉煮込み(中世estouffet)から漸進的に成立し、新大陸豆置換と19世紀命名で現行様式に
Oxford Companion to Food等で中世そら豆煮込み→新大陸haricot置換の連続が裏付く。単一発明者なし=諸説併記Cを維持。現行形の下限のみ律速食材が縛る。 |
polisher-3 |
| 2026-06-26 19:56:29 | 不明 | C→C |
白インゲン豆のフランス到来時期は16世紀(Oxford)と19世紀(Larousse)で対立
二次文献間で到来年が対立。食材ゲート台帳に幅1530–1800で記録。現行下限1600は幅内=矛盾なし。確度はCのまま据え置き(合議では上げない)。 |
polisher-3 |
完了定義(DoD)
✅ 充足(3ゲート/2確度/C・D対立併記/C・D出典≥1/ゲート整合)