食文化圏 / 北米
カナダ料理の成立史
北米の食文化圏「カナダ」に属する料理 3 品の成立史。 いつ・どこで成立したかを、3ゲート(食材入手/調理技術/場)・確度2軸・検証ログで根拠まで辿れます。
この食文化圏の指紋 DB由来のデータ集計(装飾でなく事実)
律速になりがちな食材成立を決めた律速食材として現れた回数(料理数)。
食材が届いた経路律速食材の到来経路(channel)の傾向。在来=もとから現地にあった食材。
成立年代の分布成立年代の分布(最古 1700 年〜最新 1950 年)。
起源説の確度起源説の固さ(A=構造的必然〜D=要検証)の内訳。C/D は諸説・反証ありの料理。
所属する料理 3
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トゥルティエール
カナダ・ケベック州 1700–1850
時B説C
ケベックのクリスマスに欠かせない肉のパイ。『絶滅した渡り鳥を詰めたから』という有名な語源譚は、言語学者が退ける俗説である。
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バタータルト
カナダ(オンタリオ州) 1880–1915
時B説B
カナダを代表する焼き菓子。だが『どこかの古いヨーロッパ菓子の子孫』という説は確証を欠き、たどれる最古の記録は1900年のオンタリオにある。
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プーティン
カナダ・ケベック州 1950–1970
時B説C
フライドポテトに新鮮なチーズカードと熱いグレービーをかけたケベックの一皿、プーティン。『誰が最初に作ったか』はワーウィックとドラモンドヴィルが互いに名乗りを上げて決着せず、食物史はむしろ『単一の発明者には帰せない』ことを結論としている。