食文化圏 / 東南アジア
ミャンマー料理の成立史
東南アジアの食文化圏「ミャンマー」に属する料理 3 品の成立史。 いつ・どこで成立したかを、3ゲート(食材入手/調理技術/場)・確度2軸・検証ログで根拠まで辿れます。
この食文化圏の指紋 DB由来のデータ集計(装飾でなく事実)
律速になりがちな食材成立を決めた律速食材として現れた回数(料理数)。
食材が届いた経路律速食材の到来経路(channel)の傾向。在来=もとから現地にあった食材。
成立年代の分布成立年代の分布(最古 1000 年〜最新 1800 年)。
起源説の確度起源説の固さ(A=構造的必然〜D=要検証)の内訳。C/D は諸説・反証ありの料理。
所属する料理 3
-
ラペットゥ
ミャンマー 1000–1700
時B説C
茶を飲むのではなく食べる——ミャンマーのラペットゥは、発酵させた茶葉を具と和えて口にする料理で、その起源はシャン州の山あいの茶づくりにさかのぼる。
-
モヒンガー
ミャンマー(ビルマ) 1700–1900
時C説C
ミャンマーの国民食モヒンガー。ナマズの出汁を米麺にかけたこの朝食の正確な成立年は、宮廷の記録に残らなかったがゆえに、いまも史料の上で開いたままになっている。
-
オンノカウスエ
ミャンマー 1800–1950
時B説C
ミャンマーの朝に欠かせないココナッツ鶏の麺料理オンノカウスエ。ピー近郊のシュエダウンで生まれたという話が広く語られるが、それを示す記録は乏しく、最初の一皿をどの町に帰すかは確かめようがない。