食材から辿る / 在来

燻製豚バラ肉(ベーコン) 素材 時期 C検証済

成立年代 -160〜

燻製豚バラ肉(ベーコン)が、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。

3ゲート

食材入手ゲート
豚バラ肉と塩の入手。豚は近東(アナトリア)で前8500ごろ家畜化され、新石器パッケージとしてバルカン/中欧へ前5500ごろ、イングランドへ前3000ごろ到来(食材ゲート台帳)=欧州では先史以来の在来家畜。塩も地中海・欧州で在来。原料はいずれも在来で外来到来律速がない
調理技術ゲート
塩漬け(乾塩の重ね漬けによる脱水・防腐)+燻煙(冷燻での表面乾燥と燻煙成分による防腐)=ベーコンを定義する保存加工。Cato『農業論』§162(前160年ごろ)が塩の層に豚もも肉/切り身を重ね漬け→5日で反転→12日で取り出し塩を払う→2日陰干し→油を塗る→2日燻煙→肉小屋に吊るす、と全工程を記述する(遅くとも前160年には確立していた)。塩蔵・燻煙自体は先史からの在来保存技術で開始年は不詳
場ゲート
農家・農村の自家保存食(塩漬け壺→肉小屋 carnarium に吊るす)。入手=加工と同時に成立し場ゲートは退化。ローマ期には商品としても大規模流通し、Strabo IV.4.3 はガリアの豚群がローマのみならずイタリアの大部分へ塩漬け肉を豊富に供給したと記す

各地への伝来 2

各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。

  • 前160頃 イタリア 在来加工
  • 1500頃 ラトビア 在来加工

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