記章(DB由来の作図・装飾)
これはヴィネグレットの前史(古層)です。現行型を成立させた律速食材「ジャガイモ(新大陸)」を欠く時代の祖型で、現行型とは別の時計で測ります。
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 在来食材のみ=茹で白身魚(在来)・ビーツ(在来/東欧1542記録)・胡瓜(在来)・酢・辛子。じゃがいも等の新大陸/外来律速食材を含まないため外来食材ゲートに縛られない前史古層。律速となる外来食材は無し。
- 調理技術ゲート
- 根菜の茹で・角切り、酢+油+辛子のドレッシング和え(仏vinaigrette由来の技法)。いずれも18世紀ロシアで既存の在来技術で律速でない。
- 場ゲート
- venue=家庭・都市の食卓(家政書) / stratum=都市・富裕層(ケーパー・アンチョビ・オリーブ等の輸入食材を含む上流〜都市の冷菜) / community=一般家庭。現行のヴィネグレットの『大衆』化はじゃがいも普及後の廉価化を経る。
成立年代と成立ゲート
主役食材は在来で、到来による制約がない。下限の縦線は無く、帯は成立年代を示す。
起源説
定説
★主 フランス風vinaigrette借用による魚・根菜の酢和え(じゃがいも以前の前身形) B
現行ヴィネグレットの前身は、18世紀にロシアへ入った仏vinaigrette(酢+油のドレッシング)の借用で、茹で白身魚に根菜(ビーツ・胡瓜)とケーパー・アンチョビ・オリーブを酢油辛子ソースで和えた冷菜。じゃがいもを含まない。文献初出はN.P.オシポフ1794年『Старинная русская хозяйка』=この年までに存在。現行のビーツ+じゃがいもサラダはこの魚・根菜古層にじゃがいも普及(露19世紀半ば)後に加わって成立した。初出年=発祥年ではなく、酢和え古層の遡及下限は未確定。学術的にこの段階的成立が定説。
検証ログ 追記専用の監査証跡
| 日付 | 結果 | 確度 | 主張 / 出典 | 更新者 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-07-25 | 支持 | None→B | polisher-1 |
構成素材
この料理を構成する素材の成立史へ。
関連する料理
系統 家族・前史・変種
主役食材を共有(魚)
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