食材から辿る / 旧大陸
キュウリ 素材 時期 C検証済
キュウリが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3つの成立条件(食材・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
前2千年紀頃インド亜大陸で栽培化(栽培化年代に幅あり)
3つの成立条件
- 食材の条件
- 在来(栽培化):Cucumis sativus var. hardwickii(野生祖先)がヒマラヤ山麓〜北東インドに自生。インド亜大陸で栽培化され少なくとも3000年前から栽培(Chomicki et al. 2020)
- 調理技術の条件
- 特別な可食化技術は不要(生食・漬物)=食材入手と同年
- 場の条件
- 在来野菜として原産地の日常食=食材入手と同年(退化)
各地への伝来 3
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前3000〜前1000年 インド 在来在地栽培
- 前2000〜前300年 アナトリア 交易路
- 前1000頃 グジャラート 在来在地栽培