フィロ包みの旧パスティチオ(ベシャメル以前) 時期 B起源説 B検証済
確からしさは2つ: 成立時期=成立時期の固さ/起源説=発祥譚(説)の固さ(A〜Dの4段階・別々に持つ)。確からしさとは?→
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これはパスティチオの前史です。今の形が成り立つのに最後に揃った食材「ベシャメルソース」を欠く時代の祖型で、今の形とは別の時計で測ります。
3つの成立条件
- 食材の条件
- フィロ生地で包み肝・肉・卵・チーズを用いる旧形式。新大陸トマトもベシャメルも欠く古層
- 調理技術の条件
- フィロ生地・包み焼き(在来)
- 場の条件
- 祝祭・家庭
検証メモ: パスティチオの前史にあたる。ベシャメル以前のパイ生地/フィロ包み pasticcio。ヴェネツィア pasticcio 由来、1828年シロス『初のギリシャ語料理書』に初出。全食材在来=外来の食材が最後に揃った条件になることはない。
起源説
定説
ベシャメル以前のパイ生地包みの古い形(ヴェネツィア pasticcio 由来) B
現行のツェレメンデス式ベシャメル・グラタン形式(1910頃)以前、ギリシャの pastitsio/pasticcio はパイ生地(多くはフィロ)で上下を覆って焼く肉・マカロニのパイだった。名称・原型はヴェネツィア語 pasticcio(焼きパイの総称。Bart…続きを読む
現行のツェレメンデス式ベシャメル・グラタン形式(1910頃)以前、ギリシャの pastitsio/pasticcio はパイ生地(多くはフィロ)で上下を覆って焼く肉・マカロニのパイだった。名称・原型はヴェネツィア語 pasticcio(焼きパイの総称。Bartolomeo Scappi『Opera』1570 に多数の recipe、John Florio『A Worlde of Wordes』1598 が語を記録=16世紀に遡る)に由来し、ヴェネツィア支配期〜オスマン期にギリシャ/コンスタンティノープルのギリシャ人社会でフィロを用いる在来形式に翻案された。食物史家 Aglaia Kremezi が報告する1828年シロス島エルムーポリ刊『初のギリシャ語料理書』の pasticcio(artokreas=肉パン)は、仔牛・塩豚・骨髄・ナポリ産マカロニ・チーズ・香辛料をパイ生地2枚で挟み焼き、トマトもベシャメルも欠く=ベシャメル以前の古い形が遅くとも1828年には存在したことを示す。ジャンルの古さ(ヴェネツィア期〜19世紀)は肯定するが、現行のベシャメル層形式の成立下限(1910・技術ゲート)はこの古い形とは別物で、混同しない。
検証ログ 2 件・押すと開く
| 日付 | 結果 | 確からしさの変化 | 主張 / 出典 |
|---|---|---|---|
| 2026-07-15 | 支持 | C→B |
ベシャメル以前の pastitsio はパイ生地(フィロ)で覆う肉・マカロニのパイであり、ヴェネツィア pasticcio 由来。1828年シロス『初のギリシャ語料理書』に、パイ生地2枚で挟み焼く pasticcio(トマト・ベシャメルを欠く)が記録=古層の 初出年=1828。
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| 2026-07-15 | 支持 | C→B |
名称・原型はヴェネツィア語 pasticcio(焼きパイの総称)に遡り16世紀に記録される。 出典:
Pastitsio — Wikipediaブログ・百科本文
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構成素材
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