食文化圏 / 南アジア

スリランカ料理の成立史

南アジアの食文化圏「スリランカ」に属する料理 3 品の成立史。 いつ・どこで成立したかを、3ゲート(食材入手/調理技術/場)・確度2軸・検証ログで根拠まで辿れます。

この食文化圏は拡充中です。掲載はまだ一部で、これから料理を追加していきます。

この食文化圏の指紋 DB由来のデータ集計(装飾でなく事実)

律速になりがちな食材成立を決めた律速食材として現れた回数(料理数)。

  • 唐辛子1

食材が届いた経路律速食材の到来経路(channel)の傾向。在来=もとから現地にあった食材。

  • 新大陸交換1

成立年代の分布成立年代の分布(最古 1000 年〜最新 1600 年)。

  • 中世2
  • 近世1

起源説の確度起源説の固さ(A=構造的必然〜D=要検証)の内訳。C/D は諸説・反証ありの料理。

  • B B=学術定説1
  • C C=諸説・通説1
  • D D=出典不明・単一・創られた伝統(要検証)1

所属する料理 3

  • アッパ(ホッパー) スリランカ 1000–1700 時C説C

    椀のように縁の立ったアッパ(ホッパー)は、スリランカの朝食の顔だ。だが「スリランカ独自の発明」という土地の自負は、史料が支えない——その素性は、海を越えてきた南インドの料理にさかのぼる。

  • キリバット スリランカ 1000–1500 時C説D

    スリランカの祝いに欠かせない、米をココナッツミルクで炊き固めた一皿。釈迦に乳粥を捧げた仏伝の女性スジャータに起源を求める言い伝えは、史料の裏づけを欠く後付けの帰属である。

  • ポル・サンボル スリランカ 1600–1800 時B説B

    ポル・サンボルは削りたてのココナッツに唐辛子や玉ねぎを和えたスリランカの副菜だが、いま舌を刺すその辛さは島に古くからあった味ではなく、大航海時代に海を越えて持ち込まれたものである。

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