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クレオール・サンドイッチ 時期 C起源説 B検証済

確度は2軸: 時期=成立時期の固さ/起源説=発祥譚(説)の固さ(A〜Dの4段階・別々に持つ)。確度とは?→

米国 ・ 遅くとも1912年までに米国で(始まりは未特定) ・ 成立年代 〜1912 ・ 最後に揃った食材 パン

記章(DB由来の作図・装飾/監修・認証ではない)|起源説確度B・検証済B記章(DB由来の作図・装飾)

クレオール・サンドイッチ(Creole Sandwiches)は、肉挽き機に通したアメリカンチーズにヌーシャテルチーズ、刻んだトマト、刻んだ赤い甘いピーマンを混ぜてパンに挟み、菓子用の抜き型で丸く抜くサンドイッチである。遅くとも1912年には米国の料理書にこの作り方で載っていたが、それより早い1909年の別の本では、同じ名が茹で鶏のサンドイッチに付いている。

3ゲート

食材入手ゲート
アメリカンチーズ、ヌーシャテルチーズ、トマト、赤い甘いピーマン、塩、黒胡椒、白パン(または白パンと全粒粉パン)(1912年 ローラー『Sandwiches』頁26〜27)
調理技術ゲート
アメリカンチーズを肉挽き機に通してヌーシャテルチーズと混ぜ、皮をむいて種を除き細かく刻んだトマトと、細かく刻んだ赤い甘いピーマンを加え、塩と黒胡椒で調える。パンに塗って挟み、菓子用の抜き型で丸く抜く
場ゲート
サンドイッチを扱う米国の料理書に載る。この本はサンドイッチを主に立食の昼食や夜の集まりに出すものとする

成立年代と食材入手ゲート

食材入手(1750年・在地/到来)が最後に揃った条件で、成り立ちうる最も早い年はその条件が揃った年になる。成立年代の帯は、その年以降にある(場ゲートは年に乗らない構造ゲート)。

成立年代と成立ゲート成立 〜1912食材入手・最後に揃った 1750(在地/到来/トマト)17181928
  • 食材入手(流通/在地/加工の経路を内包)
  • 太線=最後に揃った条件(最も遅い=成立を縛る)
  • 細線=既に充足
  • 場ゲートは年に乗らない構造ゲート(図外)

検証メモ: 肉挽き機に通したアメリカンチーズにヌーシャテルチーズを混ぜ、皮と種を除いて刻んだトマトと刻んだ赤い甘いピーマンを加えて塩・黒胡椒で調え、白パン(または白パンと全粒粉パン)に挟んで、菓子用の抜き型で丸く抜くサンドイッチ。1912年にフィラデルフィアで出た S. T. ローラー『Sandwiches』の改訂増補版が『Creole Sandwiches』の名で載せる。この本の初版は1894年だが、初版にこの条があったかは確かめられていない。1909年にシカゴで出た別のサンドイッチの本にも『Creole Sandwich』の名の品があるが、刻んだ茹で鶏とピーマンをマヨネーズで和えたもので、中身が違う。なぜクレオールの名が付いたのかは分かっていない。

起源説

未確定

★主 遅くとも1912年の米国の料理書、S. T. ローラー『Sandwiches』に『Creole Sandwiches』の名で載っていた(始まりは未特定) B

フィラデルフィアで出た S. T. ローラー(Sarah Tyson Rorer)『Sandwiches』の改訂増補版(1912年)は、頁26〜27に『Creole Sandwiches』の見出しで、アメリカンチーズ半ポンドを肉挽き機に通してヌーシャテルチーズ…続きを読む

フィラデルフィアで出た S. T. ローラー(Sarah Tyson Rorer)『Sandwiches』の改訂増補版(1912年)は、頁26〜27に『Creole Sandwiches』の見出しで、アメリカンチーズ半ポンドを肉挽き機に通してヌーシャテルチーズ1個と混ぜ、皮をむいて種を絞り出し細かく刻んだトマト1個と細かく刻んだ赤い甘いピーマン1個を加え、塩と黒胡椒で調えて白パン(または白パンと全粒粉パン)に挟み、ふつうの菓子用の抜き型で丸く抜く作り方を載せる。この本は1894年に初版が出た、サンドイッチだけを扱った米国で最初の料理書とされる。1894年の初版にこの条があったかは確かめられていない。1909年にシカゴで出たエヴァ・グリーン・フラー『The Up-to-Date Sandwich Book』は頁90に『Creole Sandwich』の見出しで、刻んだ冷たい茹で鶏と下茹でして刻んだピーマンに塩とパセリを加えマヨネーズで和えて白パンに挟む品を載せる。名前は1912年版より早く現れるが、チーズとトマトを使わない別の中身である。なぜクレオールの名が付いたのか、誰がいつ作り始めたかは分からない。

解説

二種のチーズを合わせる

1912年にフィラデルフィアの出版社 Arnold and Company から出た S. T. ローラー(Sarah Tyson Rorer)の『Sandwiches』の改訂増補版は、頁26から27にかけて「Creole Sandwiches」を載せている。アメリカンチーズ半ポンドを肉挽き機に通し、ヌーシャテルチーズを1個加えてよく混ぜる。

トマトとピーマンを刻み入れる

そこへ生のトマトを1個加える。トマトは皮をむいて半分に切り、種を絞り出してから果肉をごく細かく刻む。さらに細かく刻んだ赤い甘いピーマン1個と、塩小さじ半分、黒胡椒少々を加えて混ぜる。

菓子用の抜き型で丸く

混ぜたものは白パンのあいだに塗り広げる。白パンと全粒粉パンを一枚ずつ組み合わせてもよいとしている。出すときは、ふつうの菓子用の抜き型で丸く抜くのが常だという。ローラーのこの本は、サンドイッチを主に立食の昼食や夜の集まりに出すものとしている。

検証ストーリー

1902年にサンフランシスコで出たメイ・E・サウスワース(May E. Southworth)の『One Hundred and One Sandwiches』には、クレオールの名のサンドイッチは載っていない。

1909年にシカゴで出たエヴァ・グリーン・フラー(Eva Greene Fuller)の『The Up-to-Date Sandwich Book』には、頁90に「CREOLE SANDWICH」の見出しがある。細かく刻んだ冷たい茹で鶏1カップに、下茹でして細かく刻んだ青いピーマン大さじ2杯、塩少々、刻んだパセリ小さじ1杯を加え、マヨネーズで湿らせて、バターを薄く塗った白パンの薄切りに挟み、オリーブを添える品である。チーズもトマトも使わない。クレオールの名のサンドイッチは1909年にはすでにあったが、その中身は1912年のローラーの品とは違っていた。

ローラーの『Sandwiches』は1894年に初版が出た本で、サンドイッチだけを扱った米国で最初の料理書とされる。1912年の改訂増補版の扉には1894年と1912年の二つの著作権の年が刷られているが、チーズとトマトのこの条が1894年の初版にすでにあったかどうかは分かっていない。この作り方が載る本で、いま見つかっている最も早いものは1912年の版である。

クレオールの名がなぜ付いたのか、ニューオーリンズのクレオール料理とつながりがあるのかは分かっていない。誰がいつこのサンドイッチを作り始めたのかを書き残した記録も、いまのところ見つかっていない。

検証ログ 追記専用の監査証跡

日付結果確度主張 / 出典更新者
2026-10-18 支持 —→—
「クレオール・サンドイッチ」が1912年の史料に現れる
研磨係
2026-10-21 None —→—
「クレオール・サンドイッチ」を料理として扱うことにした(読者に見せるページを切り替え)
研磨係
2026-10-21 支持 B→B
名前のない料理から名前のある料理に移した品として、遅くとも1912年の米国の料理書に『Creole Sandwiches』の名で、チーズ2種・トマト・赤い甘いピーマンを混ぜてパンに挟み、丸く抜く作り方が載っていた
研磨係
2026-10-21 不明 B→B
ローラー『Sandwiches』は1894年に初版が出た、サンドイッチだけを扱った米国で最初の料理書である。ただし1894年の初版にこの条があったかは、この出典からは分からない
研磨係
2026-10-21 不明 B→B
1902年にサンフランシスコで出た別の米国のサンドイッチの本には、クレオールの名のサンドイッチは無い
研磨係
2026-10-21 不明 B→B

🚫 この行の文は、後の行で書き直した(→ 該当行へ)

研磨係
2026-10-21 不明 B→B
なぜクレオールの名が付いたのか(ニューオーリンズのクレオール料理とのつながり)と、名前の始まり
研磨係
2026-10-21 不明 B→B
1909年にシカゴで出た別の米国のサンドイッチの本に『Creole Sandwich』の名の品があるが、刻んだ茹で鶏とピーマンをマヨネーズで和えたもので、チーズとトマトを使わない別の中身である。クレオールの名のサンドイッチは1909年には在ったが、チーズとトマトを挟むこの作り方が載るのは1912年の版が今のところ最も早い
研磨係
2026-10-21 支持 B→B
ローラー1912年の改訂増補版は、サンドイッチを主に立食の昼食や夜の集まりに出すものとする。本全体を家庭向けの料理書とは書いていない
研磨係

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