食文化圏 / 南アジア
東インド・ベンガル料理の成立史
南アジアの食文化圏「東インド・ベンガル」に属する料理 3 品の成立史。 いつ・どこで成立したかを、3ゲート(食材入手/調理技術/場)・確度2軸・検証ログで根拠まで辿れます。
この食文化圏の指紋 DB由来のデータ集計(装飾でなく事実)
律速になりがちな食材成立を決めた律速食材として現れた回数(料理数)。
食材が届いた経路律速食材の到来経路(channel)の傾向。在来=もとから現地にあった食材。
成立年代の分布成立年代の分布(最古 1200 年〜最新 1850 年)。
起源説の確度起源説の固さ(A=構造的必然〜D=要検証)の内訳。C/D は諸説・反証ありの料理。
所属する料理 3
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定番 ラスグッラ
ベンガル地方(東インド) 1850–1900
時B説B
ジャガンナート寺院で十二世紀から女神に供えられてきた——ラスグッラに寄せられるこの古さの主張は、肝心のチーズがまだインドに無かった時代を指してしまう。確かな来歴は十九世紀のベンガルに開ける。
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マチェル・ジョル
ベンガル 1200–1700
時C説D
ベンガルの食卓に毎日のぼる魚の汁物。誰が発明したという話はなく、川とマスタード畑のあるところで人々が静かに作り続けてきた、作者なき料理である。
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ミシュティ・ドイ
ベンガル(ボグラ) 1500–1900
時C説C
ボグラのとある菓子職人が一代でこの甘いヨーグルトを発明した——そんな起源譚はベンガル各地で語られるが、一次史料の裏付けを欠く後世の言い伝えである。