食材から辿る / 旧大陸
ヤギ肉 素材 時期 B検証済
ヤギ肉が、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
前8000年ごろ(約10,000 cal BP)、ザグロス山脈(イラン西部・ガンジ・ダレ、テペ・アブドゥル・ホセイン)で野生ベゾアール Capra aegagrus からヤギ Capra hircus が家畜化=最古級の家畜化。家畜化=肉・乳の入手成立と同年(幅 前8200〜前7500)
3ゲート
- 食材入手ゲート
- ヤギの家畜化(前8000年頃・ザグロス山脈/イラン:肥沃な三日月地帯東端)
- 調理技術ゲート
- 退化=食材入手と同年(家畜の解体・加熱のみ)
- 場ゲート
- 食用成立=新石器の牧畜民の食(在来・大衆)
各地への伝来 4
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前8200〜前7600頃 イラン 在来在地栽培
- 1494〜1550頃 ジャマイカ 新大陸交換
- 1521〜1591頃 メキシコ 新大陸交換
- 1523〜1591頃 メキシコ北部 新大陸交換流通
ヤギ肉の到来が成立を縛った料理 3
ヤギ肉が届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。
- マニッシュ・ウォーター ジャマイカ1509年ごろ
- ビリア メキシコ・ハリスコ1550年ごろ
- カブリート メキシコ北部1600年ごろ