食材から辿る / 在来
タマリンド 素材 時期 C検証済
タマリンドが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
有史前(原産地アフリカでの野生採取は先史/古代オールドワールドで調味料として定着)
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 熱帯アフリカ原産の野生果実(Tamarindus indica・マメ科/マダガスカル起源説・スダノサヘル生態系)の採取=在来。サバンナに自生し先史から果肉を採取・食用。栽培化は緩やか(半栽培)で、有史前にインドへ伝播・帰化し『インドの棗(tamar hindi)』と呼ばれるほど古くから定着。原産地アフリカでの採取食用は先史で精密年代は不明
- 調理技術ゲート
- 酸味のある莢の果肉を水で溶く・煮出して酸味料(調味)に用い、乾燥保存する。原産地・在来の自明な用法で特別な加工技術ゲートは無い
- 場ゲート
- 食材入手と同年(原産地アフリカでの野生採取=食用は入手と同時に成立。場ゲートは退化)
各地への伝来 3
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前1200頃 東アフリカ 在来
- 前500頃 南インド 在来在地栽培
- 500〜1500頃 フィリピン 在来在地栽培
タマリンドの到来が成立を縛った料理 2
タマリンドが届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。
タマリンドを使う料理 4
- ペナン・アッサムラクサ マレーシア1600年ごろ
- ソサティ 南アフリカ1680年ごろ
- ミーシャム Singapore1800年ごろ
- パニプリ 北インド1850年ごろ