食材から辿る / その他・調査中
ベーキングパウダー 素材 時期 B検証済
ベーキングパウダーが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
1843年、英バーミンガムの薬種商 Alfred Bird が酵母・卵を使わずに膨らませる Bird's Fermenting Powder を製造=重炭酸塩+酸性塩を乾燥状態で配合した商業的ベーキングパウダーの成立。1856年、米 E.N.Horsford がリン酸一カルシウムの製法で米国特許を取得し Rumford Chemical Works が商品化=現行型(リン酸系)が確立。前史として1796年『American Cookery』の真珠灰(pearlash)、1830–40年代の重曹/サレラタス(単剤の化学膨張=ベーキングパウダーそのものではない)がある
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 重炭酸ナトリウム(重曹)と酸性塩(酒石英=酒石酸水素カリウム、のちリン酸一カルシウム)の工業的供給。ソーダ工業の重曹とワイン醸造副産物の酒石により、1830–40年代の英国で両原料が薬種商レベルで安価に入手可能になった
- 調理技術ゲート
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- 場ゲート
- 薬種商・食品会社が小売する粉末製品として家庭台所と商業ベーカリーへ供給(Bird's Fermenting Powder/Horsford's Bread Preparation)。製剤の商業化と同年に成立し、場ゲートは退化
各地への伝来 3
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 1843頃 イングランド 技術発明
- 1843〜1900頃 ジャマイカ 技術発明
- 1856頃 米国 技術発明
ベーキングパウダーを使う料理 2
- フライド・ダンプリング ジャマイカ1655年ごろ
- パラオア・パライ ニュージーランド1814年ごろ