食文化圏 / 東アジア
中国・四川料理の成立史
東アジアの食文化圏「中国・四川」に属する料理 4 品の成立史。 いつ・どこで成立したかを、3ゲート(食材入手/調理技術/場)・確度2軸・検証ログで根拠まで辿れます。
この食文化圏の指紋 DB由来のデータ集計(装飾でなく事実)
律速になりがちな食材成立を決めた律速食材として現れた回数(料理数)。
食材が届いた経路律速食材の到来経路(channel)の傾向。在来=もとから現地にあった食材。
成立年代の分布成立年代の分布(最古 1749 年〜最新 1862 年)。
起源説の確度起源説の固さ(A=構造的必然〜D=要検証)の内訳。C/D は諸説・反証ありの料理。
所属する料理 4
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定番 回鍋肉
中国(四川) 1749–1900
時B説C
茹でた豚肉をもう一度鍋に戻して炒める、四川の家庭の定番。だが、豆板醤のあの赤い辛さをまとうようになったのは、四川の歴史から見ればごく最近のことだ。
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定番 担々麺
四川(成都) 1840–1900
時B説C
四川・成都の街角で生まれた、胡麻と唐辛子の効いた麺。「担々」とは、天秤棒で担いで売り歩いた行商の姿そのものを指す名である。
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定番 青椒肉絲
中国(四川/広東) 1850–1950
時B説C
ピーマンと豚肉の細切りを、中華鍋の強い火で一気に炒める――中国料理の定番として知られるこの一皿は、いまも四川・広東・福建のあいだで出身地が定まらない。
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定番 麻婆豆腐
四川(中) 1862–1880
時A説C
豆腐に挽肉と辣味を効かせた四川の名物。だがその「辣」は、新大陸原産の唐辛子が中国へ渡った後にしか生まれえなかった——麻婆豆腐は18世紀以降の料理である。