食文化圏 / 東アジア
モンゴル料理の成立史
東アジアの食文化圏「モンゴル」に属する料理 3 品の成立史。 いつ・どこで成立したかを、3ゲート(食材入手/調理技術/場)・確度2軸・検証ログで根拠まで辿れます。
この食文化圏の指紋 DB由来のデータ集計(装飾でなく事実)
律速になりがちな食材成立を決めた律速食材として現れた回数(料理数)。
成立年代の分布成立年代の分布(最古 1200 年〜最新 1700 年)。
起源説の確度起源説の固さ(A=構造的必然〜D=要検証)の内訳。C/D は諸説・反証ありの料理。
所属する料理 3
-
ホルホグ
モンゴル 1200–1900
時B説C
草原のもてなし料理ホルホグ。焼いた石で肉を内側から焼く技は石器時代まで遡るほど古いが、いま私たちが見る『金属缶に詰める』形は、意外にも20世紀の産物である。
-
ボーズ
モンゴル 1300–1900
時B説B
モンゴルの正月に欠かせない蒸し餃子ボーズ——その名は中国語の「包子(パオズ)」に由来し、料理そのものもユーラシアを横断した蒸し物の一族の一員である。
-
フーシュール
モンゴル 1700–1900
時C説C
モンゴルの遊牧の食卓に並ぶ、羊の挽き肉を小麦生地で包んで揚げた半月形のパイ。中国から伝わった揚げパイを、移動牧畜の暮らしに合わせて作り替えた一品である。