食材から辿る / 取り合わせ

トマトとアンチョビ 取り合わせ 時期 C検証済

地域 英国 ・ 成立年代 〜1817

トマトとアンチョビは、それだけでは一皿の形が決まらない食材の取り合わせです。 アンチョビとトマトを合わせることが、いつ・どこで始まり、どう広まったかをまとめています。

遅くとも1817年までに英国で(始まりは未特定)

この取り合わせの素材 2

この取り合わせを成り立たせる素材の成立史へ。「成立史は準備中」の素材はまだページがありません。

起源説

未確定

★主 遅くとも1817年にはロンドンの料理書で、トマトの汁にアンチョビを加えて煮ていた(始まりは未特定) B

1817年にロンドンで出たウィリアム・キッチナーの『The Cook's Oracle』の初版は、熟したトマトを塩で潰して3日置き、搾った汁1クォートごとにアンチョビ4分の1ポンド・エシャロット・黒胡椒を加えて煮るトマトのケチャップを載せている。トマトとアンチ…続きを読む

1817年にロンドンで出たウィリアム・キッチナーの『The Cook's Oracle』の初版は、熟したトマトを塩で潰して3日置き、搾った汁1クォートごとにアンチョビ4分の1ポンド・エシャロット・黒胡椒を加えて煮るトマトのケチャップを載せている。トマトとアンチョビを一つの作り方の中で合わせた、いま見つかっている最も早い例である。ただしこの作り方は、1823年のボストン版と1830年のニューヨーク版では抜けている。米国では、1894年にニューヨークで出たデルモニコの料理長チャールズ・ランホファーの『The Epicurean』が、生地にアンチョビかサーディンの身を並べ、皮をむいたトマトの薄切りとチーズを載せて焼く「フィレンツェ風トースト」と、アンチョビの身・焼いた甘唐辛子・トマトを角切りにして皿に敷き、卵を落として焼く「ヴェネツィア風の皿焼き卵」を載せる。誰がいつ、どこで二つを合わせ始めたかを示す史料は見つかっていない。

この取り合わせを使った名前のない料理 2

名前が付いていない料理の、史料に現れた例。同じ作り方は一つにまとめています。

米国汎

  • アンチョビ・ペースト・カナッペ主な素材はトマトとチーズとアンチョビとパン。調理はトースト・焼く。1919年の史料に現れる。
  • アンチョビーズ・アンド・トマトーズ主な素材はトマトと卵とアンチョビ。調理は漬ける。1919年の史料に現れる。

← 食材から辿る