食材から辿る / 在来
ケシの実 素材 時期 B検証済
ケシの実が、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3つの成立条件(食材・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
新石器時代の西地中海で栽培化(前6千年紀中葉には存在)。ヨーロッパ各地への拡散は栽培化後200年未満と急速(放射性炭素年代)
3つの成立条件
- 食材の条件
- 栽培化(食材入手)=ケシ Papaver somniferum subsp. somniferum を西地中海で野生亜種 setigerum から新石器時代に栽培化。おそくとも前6千年紀中葉には地中海に存在し先史農耕民が栽培。栽培化年(約前5500年・幅前6000〜前5000)が、食材を手に入れられる最も早い年。地中海では在来の食材で、手に入るようになった年は前5500年(幅前6000〜前5000年)
- 調理技術の条件
- 採種・乾燥・製粉/そのまま食用(在来知)。種子は油分・栄養に富み、菓子やパンの具・トッピングや搾油に用いる
- 場の条件
- 栽培地・地中海〜ヨーロッパでの在地の食用。種子の食用は栽培化=入手と同時に成立するため場ゲートは退化(食材入手と同年)
各地への伝来 2
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前6000〜前5000年 地中海 在来在地栽培
- 1000〜1500年 ポーランド 在来在地栽培