食材から辿る / 旧大陸
クリームチーズ 素材 時期 B検証済
クリームチーズが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3つの成立条件(食材・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
19世紀後半(1872年 米国ニューヨーク州チェスターの酪農家W.ローレンスがヌーシャテル製造中に生クリームを多く加え未熟成のリッチなフレッシュチーズを確立、1880年 A.L.レイノルズと『フィラデルフィア』ブランドで商業化)
3つの成立条件
- 食材の条件
- 原料の乳・生クリームは欧米で在来・常時入手可(外来律速食材なし)
- 調理技術の条件
- 凝乳に生クリームを加える未熟成フレッシュチーズ製法。19世紀後半の商業乳業で製法が確立(1872)
- 場の条件
- 農場発の商業乳業・都市市場流通(大衆・商業)。長方形に成型し個包装して出荷(NY市場)
各地への伝来 2
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 1872頃 米国 技術発明
- 1969〜1970年 日本 戦後輸入流通
クリームチーズの到来が成立を縛った料理 4
クリームチーズが届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の成り立ちうる最も早い年になります。
- ニューヨークチーズケーキ 米国・ニューヨーク1929年ごろ
- クラブ・ラングーン 米国・サンフランシスコ1950年ごろ
- スフレチーズケーキ 日本1969年ごろ
成立年不明 1
- フレンチ・ティー・サンドイッチ 米国 遅くとも 1909 年までに
クリームチーズを使う料理 1
- エレナ・ルス キューバ1927年ごろ