食材から辿る / 取り合わせ
玉ねぎとカブ 取り合わせ 時期 C検証済
玉ねぎとカブは、それだけでは一皿の形が決まらない食材の取り合わせです。 カブと玉ねぎを合わせることが、いつ・どこで始まり、どう広まったかをまとめています。
遅くとも1845年までに英国で(始まりは未特定)
この取り合わせの素材 2
この取り合わせを成り立たせる素材の成立史へ。「成立史は準備中」の素材はまだページがありません。
- 素材カブ成立史は準備中
- 素材玉ねぎ
起源説
未確定
★主 遅くとも1845年には英国の料理書でスープに一緒に煮られていた(始まりは未特定) C
1845年にロンドンで出たイライザ・アクトンの料理書『Modern Cookery』の初版に、薄切りのカブを出汁で煮て裏ごしするスープがあり、好みで大きな白玉ねぎを薄切りにしてカブと一緒に煮るとある。同じ本の肉を使わない干しエンドウのスープでも、玉ねぎ・ニンジン・カブをバターで炒めてから煮る。1892年の家庭向け料理書『Nelson's Home Comforts』には、キクイモと玉ねぎを炒めてカブ・ニンジンと水で煮て裏ごしするスープが載る。どちらも玉ねぎとカブを一つの鍋で煮る使い方で、19世紀の英国の料理書ではスープや煮込みの野菜として並んで現れる。この組み合わせがいつ、どこで始まったかを示す史料は見つかっていない。
- 支持 Mary Hooper, Nelson's Home Comforts, Thirteenth Edition, Revised and Enlarged (London: G. Nelson, Dale & Co., Limited, 1892)、Project Gutenberg 電子書籍 #29519(HTML 版・原本の頁番号つき) 重み5
- 支持 Eliza Acton, Modern Cookery, in All Its Branches (London: Longman, Brown, Green and Longmans, 1845)、Internet Archive b21531857(リーズ大学図書館所蔵本のスキャンとOCR全文) 重み5
この取り合わせを使った名前のない料理 2
名前が付いていない料理の、史料に現れた例。同じ作り方は一つにまとめています。
英国・アイルランド
- ブラウン・アーティチョーク・スープ主な素材は玉ねぎとニンジンとカブとキクイモ。調理は煮る。1892年の史料に現れる。
日本
- 塩豚と野菜の甘煮主な素材はジャガイモと玉ねぎとニンジンと塩漬け豚(ソルトポーク)とネギとカブと大根。調理は煮る。1908年の史料に現れる。