食材から辿る / 取り合わせ
ジャガイモと大豆 取り合わせ 時期 C検証済
ジャガイモと大豆は、それだけでは一皿の形が決まらない食材の取り合わせです。 ジャガイモと大豆を合わせることが、いつ・どこで始まり、どう広まったかをまとめています。
遅くとも1938年(昭和13年)までに日本で(始まりは未特定)
この取り合わせの素材 2
この取り合わせを成り立たせる素材の成立史へ。「成立史は準備中」の素材はまだページがありません。
起源説
未確定
★主 遅くとも1938年には婦人雑誌の栄養料理に、大豆と馬鈴薯をすり潰した和え衣として載っていた(始まりは未特定) B
昭和13年(1938)12月の婦人雑誌の栄養料理の記事は「鹽鮭の大豆和へ」として、大豆と馬鈴薯と人参をすり潰したもので塩鮭を和える一品を載せる。昭和14年(1939)の婦人雑誌には馬鈴薯と大豆を入れた混ぜ飯(三ごく飯)があり、昭和15年(1940)の戦時の料理…続きを読む
昭和13年(1938)12月の婦人雑誌の栄養料理の記事は「鹽鮭の大豆和へ」として、大豆と馬鈴薯と人参をすり潰したもので塩鮭を和える一品を載せる。昭和14年(1939)の婦人雑誌には馬鈴薯と大豆を入れた混ぜ飯(三ごく飯)があり、昭和15年(1940)の戦時の料理の本には、大豆と馬鈴薯をつぶしたものに玉葱・小麦粉を合わせる一品がある。昭和18年(1943)の農繁期の共同炊事の献立には、大豆・馬鈴薯・さやいんげんの胡麻和え、大豆・馬鈴薯・人参の野菜豆、大豆と馬鈴薯を塩鮭と炒めて煮込む変わりシチューがあり、昭和19年(1944)の農村の栄養指導の本は里芋と馬鈴薯と大豆の煮しめを献立例に挙げる。見つかった例はどれも日中戦争から太平洋戦争にかけての時期の資料である。誰がいつ始めたかを示す史料は見つかっていない。
- 支持 静岡県信用販売購買利用組合聯合会『戦時農繁期栄養食共同炊事献立』静岡県信用販売購買利用組合聯合会、昭和18年(1943)5月、コマ3、国立国会図書館デジタルコレクション PID 1096314 重み5
- 支持 静岡県信用販売購買利用組合聯合会『戦時農繁期栄養食共同炊事献立』静岡県信用販売購買利用組合聯合会、昭和18年(1943)5月、コマ12、国立国会図書館デジタルコレクション PID 1096314 重み5
- 支持 静岡県信用販売購買利用組合聯合会『戦時農繁期栄養食共同炊事献立』静岡県信用販売購買利用組合聯合会、昭和18年(1943)5月、コマ13、国立国会図書館デジタルコレクション PID 1096314 重み5
- 支持 『婦人倶楽部』講談社、昭和13年(1938)12月号、コマ255、国立国会図書館デジタルコレクション PID 3562118 重み5
- 支持 『婦女界』婦女界出版社、昭和14年(1939)9月号、コマ144、国立国会図書館デジタルコレクション PID 3561908 重み5
- 支持 佐藤天流子『戦時食の作り方』日本青年館、昭和15年(1940)、コマ19、国立国会図書館デジタルコレクション PID 1090954 重み5
- 支持 桑原丙午生『農村の栄養指導』泉書房、昭和19年(1944)、コマ124、国立国会図書館デジタルコレクション PID 1066391 重み5
この取り合わせを使った名前のない料理 2
名前が付いていない料理の、史料に現れた例。同じ作り方は一つにまとめています。
日本
- 大豆・馬鈴薯・さやいんげんの胡麻和へ主な素材はジャガイモと大豆とサヤインゲン。調理は煮る・和える、調味はゴマ。1943年の史料に現れる。
- 大豆・馬鈴薯・人參の野菜豆主な素材はジャガイモとニンジンと大豆。調理は炒め・煮る、調味はゴマ。1943年の史料に現れる。