食材から辿る / 取り合わせ

鶏肉とタン 取り合わせ 時期 C検証済

地域 英国 ・ 成立年代 〜1660

鶏肉とタンは、それだけでは一皿の形が決まらない食材の取り合わせです。 タン(舌)と鶏肉を合わせることが、いつ・どこで始まり、どう広まったかをまとめています。

遅くとも1660年までに英国で(始まりは未特定)

この取り合わせの素材 2

この取り合わせを成り立たせる素材の成立史へ。「成立史は準備中」の素材はまだページがありません。

起源説

未確定

★主 遅くとも1660年にはロンドンの料理書で、鶏のひなと羊の舌を同じパイに詰めて焼く作り方が載っていた(始まりは未特定) B

1660年にロンドンで出たロバート・メイの『The Accomplisht Cook』の初版は、「鶏か鳩を焼く(To bake Chickens or Pigeons)」の項で、鳩のひなか鶏のひな6羽に、茹でて皮をむき薄切りにした羊の舌3枚、仔牛の胸腺、羊肉、…続きを読む

1660年にロンドンで出たロバート・メイの『The Accomplisht Cook』の初版は、「鶏か鳩を焼く(To bake Chickens or Pigeons)」の項で、鳩のひなか鶏のひな6羽に、茹でて皮をむき薄切りにした羊の舌3枚、仔牛の胸腺、羊肉、ヒバリ、牡蠣などを合わせて味をつけ、パイに詰めて焼く作り方を載せる。鶏肉と舌を一つの料理に合わせた、いま見つかっている最も早い例である。1747年にロンドンで出たハンナ・グラスの『The Art of Cookery Made Plain and Easy』の初版は、白く茹でた小さな鶏6羽を、茹でて皮をむいた豚の舌6本・カリフラワー・ほうれん草と一つの皿に盛り合わせる「鶏と舌(Chickens with Tongues)」を、大人数向けのよい一皿として載せる。米国では、1912年にフィラデルフィアで出た S. T. ローラーの『Sandwiches』が、刻んだ舌と鶏の白身をオリーブ・ピクルス・ケッパー・ピーマンと混ぜてマヨネーズで和え、くり抜いたロールパンに詰めるピクニック用のサンドイッチを載せる。誰がいつ、どこで二つを合わせ始めたかを示す史料は見つかっていない。

← 食材から辿る