食材から辿る / 旧大陸
オーツ麦 素材 時期 B検証済
オーツ麦が、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
青銅器時代の温帯ヨーロッパ(前2000〜前1000年頃)に二次的に栽培化。小麦・大麦より遅く、原産の野生種は地中海〜近東
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 栽培化(二次的家畜化)=食材入手。野生カラスムギ(Avena sterilis)が肥沃な三日月地帯から小麦・大麦畑の随伴雑草として温帯ヨーロッパへ拡散し、より冷涼・湿潤な条件下で青銅器時代(前2000〜前1000年頃)に二次作物として栽培化。栽培オーツ(Avena sativa)として明瞭に確認されるのは前1000年頃。到来台帳: 在来@西欧 -1000(幅-2000〜-1000)
- 調理技術ゲート
- 脱穀・製粉・加熱調理(粥/オートミール・オートケーキ等)。在来知
- 場ゲート
- 栽培地での食用成立=食材入手(栽培化)と同年。穀物ゆえ栽培化=食用が自明で場ゲートは退化
各地への伝来 2
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前2000〜前1000頃 西欧 在来在地栽培
- 870〜930頃 アイスランド 在来
オーツ麦の到来が成立を縛った料理 1
オーツ麦が届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。
- ハフラグロイトゥル(オートミール粥) アイスランド874年ごろ
オーツ麦を使う料理 1
- グラノーラ 米国1965年ごろ