食材から辿る / 旧大陸
コーヒー 素材 時期 B検証済
コーヒーが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
コーヒーノキ Coffea arabica はエチオピア高原(カッファ地方)原産。焙煎した豆を湯で抽出する飲料としての成立は15世紀イエメンで、スーフィー教団を介して確立(およそ1400–1470年・代表1450年)。原産地エチオピアでの前史的利用は年代不詳
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 採取・栽培(エチオピア高原=カッファ地方原産の Coffea arabica の実/種子を採取・栽培)。原産地での前史的利用は年代不詳。15世紀までにイエメンで栽培・加工が確立
- 調理技術ゲート
- 種子(豆)を焙煎し粉砕して湯で抽出する加工・調理。この焙煎飲用技術の確立が『コーヒー』を成立させた(律速)
- 場ゲート
- 飲料としての成立は15世紀イエメン。スーフィー教団(アデン・モカ)が夜の勤行(ズィクル)の覚醒のため qahwa を飲用し普及。文献上の最古の記録はおよそ1450年(Hattox 1985)
各地への伝来 2
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 1400〜1470頃 アラビア半島 交易路
- 1857〜1888頃 ベトナム 植民地交易
コーヒーの到来が成立を縛った料理 2
コーヒーが届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。
- ハウラーニーコーヒー サウジアラビア1450年ごろ
- ベトナムコーヒー ベトナム1857年ごろ