食文化圏 / 西欧
マルタ料理料理の成立史
西欧の食文化圏「マルタ料理」に属する料理 2 品の成立史。 いつ・どこで成立したかを、3ゲート(食材入手/調理技術/場)・確度2軸・検証ログで根拠まで辿れます。
この食文化圏の指紋 DB由来のデータ集計(装飾でなく事実)
まだ 2 品。指紋は暫定です(料理が増えると『らしさ』が立ちます)。
成立年代の分布成立年代の分布(最古 1500 年〜最新 1750 年)。
食材は在来か外来か律速食材が在来(もとから現地にあった)か、外来(交易・開国・植民地交易などで届いた)かの比率。
在来 0 外来 1
所属する料理 2
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フティーラ
マルタ 1500–1766
時C説C
フティーラはマルタの島で日々食べられてきた平たいサワードウ・パンだ。名はアラビア語で『無発酵パン』を意味する fatīr に由来するのに、当のフティーラは種でふくらませた発酵パンで、名が語る古さと中身は食い違っている。
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スタッファット・タル・フェネク(マルタの兎煮込み)
マルタ 1750–1900
時B説C
兎狩猟を禁じた騎士団への農民の反抗からこの兎煮込みが生まれた、というマルタの国民食起源譚は、料理そのものの由来としては史料の裏づけを欠く。反抗の象徴としての意味は本物でも、ワインとトマトで煮込む現行の一皿は、それより後の時代に少しずつ形をとった。