食材から辿る / 取り合わせ

ミツバとマツタケ 取り合わせ 時期 C検証済

地域 日本 ・ 成立年代 〜1883

ミツバとマツタケは、それだけでは一皿の形が決まらない食材の取り合わせです。 マツタケとミツバを合わせることが、いつ・どこで始まり、どう広まったかをまとめています。

遅くとも1883年(明治16年)までに日本で(始まりは未特定)

この取り合わせの素材 2

この取り合わせを成り立たせる素材の成立史へ。「成立史は準備中」の素材はまだページがありません。

  • 素材マツタケ成立史は準備中
  • 素材ミツバ成立史は準備中

起源説

未確定

★主 遅くとも1883年には一つの料理に合わせて使われていた(始まりは未特定) B

明治16年(1883)刊の吉野真保『嘉永明治年間録』は、嘉永7年(1854)の条に、2月10日に横浜村で亜人を饗応した料理の献立を載せ、その二汁五菜の蓋に鯛・より海老・白髪長芋・重ね松茸・みつばを並べる。明治17年(1884)の料理書『日本支那西洋料理独案内』…続きを読む

明治16年(1883)刊の吉野真保『嘉永明治年間録』は、嘉永7年(1854)の条に、2月10日に横浜村で亜人を饗応した料理の献立を載せ、その二汁五菜の蓋に鯛・より海老・白髪長芋・重ね松茸・みつばを並べる。明治17年(1884)の料理書『日本支那西洋料理独案内』は、支那の部の「ろんぱい」に、薄く取った鴨・車海老・あらせんに打った松茸・銀杏・五分切りにした三つ葉の茎を卵と掻き交ぜて焼く作り方を載せる。明治33年(1900)の『実業宝典』は、冬の料理の塩仕立の汁に、海老の身を敲いて蒸した鰕くづしと塩松茸と細かく切った三つ葉を合わせる。大正8年(1919)の『御馳走の拵へ方』の茶碗(鯛・三つ葉・松茸にすましをかける)、大正14年(1925)の『斬新美味惣菜料理顧問』の清汁(小角に切った卵・三つ葉・松茸)にも並ぶ。どれも一皿の材料の組み合わせとして現れ、誰がいつ合わせ始めたかを示す史料は見つかっていない。

この取り合わせを使った名前のない料理 3

名前が付いていない料理の、史料に現れた例。同じ作り方は一つにまとめています。

日本

  • 鰕くづし・塩松茸・三つ葉の塩仕立主な素材はエビとミツバとマツタケ。調理は蒸し。1895〜1900年の史料に現れる。
  • 鯛・三つ葉・松茸の茶碗主な素材はタイとミツバとマツタケ。調理は煮る。1919〜1928年の史料に現れる。
  • 小角玉子・揃え三つ葉・松茸の清汁主な素材は卵とミツバとマツタケ。調理は煮る。1925〜1961年の史料に現れる。

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