食材から辿る / 取り合わせ

塩漬け豚とカブ 取り合わせ 時期 C検証済

地域 日本 ・ 成立年代 〜1908

塩漬け豚とカブは、それだけでは一皿の形が決まらない食材の取り合わせです。 カブと塩漬け豚(ソルトポーク)を合わせることが、いつ・どこで始まり、どう広まったかをまとめています。

遅くとも1908年(明治41年)までに日本で(始まりは未特定)

この取り合わせの素材 2

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起源説

未確定

★主 遅くとも1908年には料理書に、塩豚を蕪菁(カブ)などの野菜と合わせた甘煮や酢味噌和えが載っていた(始まりは未特定) B

明治41年(1908)9月、新宿農事試験場の池久吉『軽便豚肉貯蔵及料理法』は、塩豚の料理法に二品を挙げる。甘煮は、塩豚を賽の目に切って弱火で煮、馬鈴薯・蕪菁(カブ)・大根・胡蘿蔔(ニンジン)・玉葱・葱を加えて、酒・醤油・砂糖で汁が減るまで煮詰める。和え物は、細…続きを読む

明治41年(1908)9月、新宿農事試験場の池久吉『軽便豚肉貯蔵及料理法』は、塩豚の料理法に二品を挙げる。甘煮は、塩豚を賽の目に切って弱火で煮、馬鈴薯・蕪菁(カブ)・大根・胡蘿蔔(ニンジン)・玉葱・葱を加えて、酒・醤油・砂糖で汁が減るまで煮詰める。和え物は、細く切って水で塩気を揉み出した塩豚に、薄切りの大根・蓮根と蕪菁などを交ぜ、酒と砂糖を少し加えた酢味噌で和える。どちらの料理でも、カブは何種類もの野菜の一つとして挙がっている。大正15年(1926)の『西洋料理法大全』のブレイズドビーフ(牛肉の蒸し煮)も、塩豚と胡蘿蔔・蕪菁・玉葱・セロリを骰子に切って混ぜ、焼き鍋に敷いて牛肉をのせる。塩豚とカブの二つだけを合わせた料理は、料理書では見つかっていない。今は塩豚とかぶをポトフや煮物にするレシピも見られるが、明治の料理書から今の形へのつながりは確かめていない。誰がいつ始めたかを示す史料は見つかっていない。

この取り合わせを使った名前のない料理 2

名前が付いていない料理の、史料に現れた例。同じ作り方は一つにまとめています。

日本

  • 塩豚と大根・蓮根の酢味噌和え主な素材は塩漬け豚(ソルトポーク)とカブと大根とレンコン。調理は和える、調味は酢・味噌。1908年の史料に現れる。
  • 塩豚と野菜の甘煮主な素材はジャガイモと玉ねぎとニンジンと塩漬け豚(ソルトポーク)とネギとカブと大根。調理は煮る。1908年の史料に現れる。

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