食材から辿る / 在来
アブラヤシ 素材 時期 C検証済
アブラヤシが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3つの成立条件(食材・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
3つの成立条件
- 食材の条件
- アブラヤシ(Elaeis guineensis)の果実の採集利用=西アフリカの熱帯林。ガーナのボスンプラ岩陰で果核に直接の放射性炭素年代(較正で前7560〜前7380年ごろ)が出ており、西アフリカで直接年代を測った利用の証拠として最も古い。コンゴ盆地内部へは前400年ごろの移住とともに入った
- 調理技術の条件
- 果実(果肉)を煮て/搗いてパーム油を搾る搾油=果肉の可食化
- 場の条件
- 西/中央アフリカの日常食(在来・食材入手と同年)
各地への伝来 3
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前7560〜前7380年 ガーナ 在来狩猟採集
- 前3000〜前500年 ナイジェリア 在来
- 前400〜650年 コンゴ 在来在地栽培
アブラヤシの到来が成立を縛った料理 1
アブラヤシが届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の成り立ちうる最も早い年になります。
- バンガスープ ナイジェリア前3000年ごろ