食材から辿る / 旧大陸
塩蔵干しタラ(バカリャウ) 素材 時期 C検証済
塩蔵干しタラ(バカリャウ)が、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
15〜16世紀。1497年以降のニューファンドランド漁と塩の交易でイベリア半島に定着し、英語 bacalao の初出は1555年。バスク人がそれ以前の中世から塩蔵タラを商ったとする説もあるが年代は確定しない
3ゲート
- 食材入手ゲート
- タラの漁獲(北大西洋=北欧沿岸・のちニューファンドランド/グランドバンクス)と、安価な塩が大量に手に入ること
- 調理技術ゲート
- 塩に漬けてから乾かす加工(klippfisk 法)。無塩で寒風に晒すだけのストックフィッシュと違い、温暖で湿った土地でも保存が効き、漁船の上で塩を打って持ち帰ることもできる
- 場ゲート
- 遠洋漁船と港の加工場、塩商と魚商の交易網。修道院・都市の断食日の需要が受け皿
各地への伝来 2
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 1450〜1555頃 バスク 在来加工
- 1450〜1555頃 ポルトガル 交易路加工
塩蔵干しタラ(バカリャウ)を使う料理 1
- バカリャウのコロッケ ポルトガル1850年ごろ