食材から辿る / 在来
ピーカンナッツ 素材 時期 C検証済
ピーカンナッツが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
先史。北米原産の在来堅果で、先住民による採集食用の開始年は不詳。物証の初出年=テキサス州ベイカー洞窟のピーカン遺存(USDA-ARS: 前6100〜前3000年の層/TARL: 5000年以上前)で、遅くとも前6100年ごろには食用が成立していた。文献記録の初出は1530年代のカベサ・デ・バカ(グアダルーペ川=『くるみの川』)、1709年エスピノサ
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 在来(外来到来なし)。北米ミシシッピ川流域〜テキサス・北部メキシコに自生するヒッコリー属の高木ピーカン Carya illinoinensis の堅果を野生林から採集して入手。テキサス州ヴァルヴァーデ郡ベイカー洞窟の乾燥堆積層に人工遺物を伴うピーカン遺存(TARL『5000年以上前』/USDA-ARS『前6100〜前3000年の層』)。接ぎ木による栽培品種化は19世紀(1846年ルイジアナ、奴隷の庭師アントワーヌの接ぎ木成功が最初期)で、食用成立ははるかに先行する。到来台帳: 在来@テキサス(幅 前6100〜前3000)・在来@ルイジアナ 前3000
- 調理技術ゲート
- 硬い殻を石で割って仁を取り出す(生食可・加熱不要)。乾燥貯蔵で冬季の食料に
- 場ゲート
- 原産地(テキサス〜ミシシッピ川流域)の先住民社会における採集・貯蔵・交易。カベサ・デ・バカ(1530年代)はグアダルーペ川流域の人々が年に2か月ピーカンだけを食べて過ごすと記す。食材入手(採集)と同時に成立し、場ゲートは退化
各地への伝来 2
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前6100〜前3000頃 テキサス 在来
- 前3000頃 ルイジアナ 在来在地栽培
ピーカンナッツを使う料理 1
- プラリネ アメリカ1718年ごろ