食材から辿る / 在来

パウア(在来アワビ) 素材 時期 B検証済

原産地 ニュージーランド ・ 成立年代 1250–1400

パウア(在来アワビ)が、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。

ニュージーランド固有のアワビ(クロアシパウア Haliotis iris ほか Haliotis属)。種自体は在来だが、人間による入手=食用はポリネシア人(マオリ)の入植(放射性炭素年代でおよそ1250–1320年・Wilmshurst et al. 2008)を物理的下限とする。初期(ca. AD 1250–1450)の考古貝類群集ではパウアが採取貝の主要種で、ca. 1400年の時点で貝類採取バイオマスの約25–34%を占める(Smith 2011)。原産地では入手=食用成立で年代に幅

3ゲート

食材入手ゲート
採取(ニュージーランド沿岸の岩礁で固有種 Haliotis iris 等を採取)。種は在来だが人間の入手はマオリの入植=およそ1250–1320年が物理的下限(食材ゲート台帳: パウア@ニュージーランド・channel=在来)
調理技術ゲート
殻から身を外し叩いて軟化させ、生食または加熱(蒸し焼き・後代のハンギ等)・乾燥保存。貝の採取と調理はポリネシア系入植者が携えた在来知で自明
場ゲート
食材入手と同年(沿岸のカイモアナ=海の食料として採取され、入手と同時に食用が成立。場ゲートは退化)

各地への伝来 1

各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。

  • 1250〜1320頃 ニュージーランド 在来

パウア(在来アワビ)の到来が成立を縛った料理 1

パウア(在来アワビ)が届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。

  • パウア ニュージーランド1250年ごろ

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