食材から辿る / 在来

ホーリーバジル 素材 時期 C検証済

成立年代 -100–200

ホーリーバジルが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。

インド亜大陸在来のシソ科ハーブ(トゥルシー/カミメボウキ)。家庭での栽培・飲用/薬用の開始は先史にさかのぼり年代不詳。年代の固い足場は古典アーユルヴェーダ文献群への言及=チャラカ・サンヒター(成立 前100〜後200年)に rasayana として記載されるとする記述が学術レビュー類に広く引かれる=初出年(遅くともこの窓には食用/薬用が成立)。表示窓 前100〜後200年は 初出年 であって発祥年ではなく、実際の利用開始はこれより古い。なおハーブ文献に流布する『リグヴェーダ(前5000年)に記載』はリグヴェーダ自体の年代(前1500〜前1200年ごろ)と矛盾する誇張

3ゲート

食材入手ゲート
在来(インド亜大陸原産の Ocimum tenuiflorum=トゥルシーを在地栽培して生葉を得る)。葉緑体DNA系統地理はインド亜大陸内の起源を北中央インドに置き、亜大陸全域で数千年にわたり栽培されてきたとする(Bast et al. 2014)。外来到来律速はなく、原産地では家屋の中庭の鉢植え・畑で常時入手可。到来台帳: 在来@インド(在地栽培)/在来@タイ(東南アジア熱帯で広く栽培)
調理技術ゲート
生葉をそのまま噛む/湯に浸してトゥルシー茶・煎じ薬にする/油で炒める
場ゲート
ヒンドゥー教徒の家庭。中庭の装飾鉢にトゥルシーを植えるのが家の完成条件とされ、宗教儀礼と日常の薬用・飲用が同じ株で同居する(Cohen 2014)。原産地での食用は在地栽培による入手と同時に成立=場ゲートは退化

各地への伝来 2

各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。

  • 時期不明 インド 在来在地栽培
  • 時期不明 タイ 在来

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