食材から辿る / 在来
キマメ 素材 時期 B検証済
キマメが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
インドで栽培化(前2千年紀・オリッサ等で前1650年以前の栽培を考古植物学的に確認、栽培化開始は約前3000–2500年)
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 栽培化(インド東部=オリッサ/テランガナ/チャッティースガル等で野生 Cajanus cajanifolius から栽培化)。考古植物学的に前1650年以前の栽培を確認、栽培化開始は約前3000–2500年。原産地はインド(旧説のアフリカ起源は遺伝・考古で否定)
- 調理技術ゲート
- 在来の豆として煮て食用(ダール等)。原産地で自明な用法。乾燥貯蔵可能なマメ科作物
- 場ゲート
- 食材入手と同年(原産地インドでの食用は栽培化=入手と同時に成立。場ゲートは退化)
各地への伝来 2
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前3000〜前1650頃 インド 在来在地栽培
- 1600〜1692頃 プエルトリコ 植民地交易
キマメの到来が成立を縛った料理 1
キマメが届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。
- アロス・コン・ガンドゥーレス プエルトリコ1650年ごろ