食材から辿る / 在来
アマランサス葉 素材 時期 C検証済
アマランサス葉が、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
汎熱帯の在来ポットハーブ。新大陸(メソアメリカ)では穀・葉菜として約5000〜7000年前に栽培化、葉(quelites)の採取採食はさらに先史へ遡る。旧世界(アフリカ・アジア)にも在来のヒユ属葉菜種があり独立に利用=原産地は単一でない。lower_year=-5000は新大陸栽培化の記録に基づく最古アンカー(食用開始はより古い)
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 採取・栽培化(在来)。ヒユ属Amaranthusは新旧両大陸で独立に栽培化された数少ない属で、葉を茹でるポットハーブとして極めて古い。新大陸(メソアメリカ)ではアステカ等が穀・葉菜として栽培化(~5000-7000年前)。旧世界ではA.blitum/A.graecizans(アフリカ・地中海在来)・A.tricolor(アジア)等が葉菜として在来利用。到来台帳: 在来@メソアメリカ(在地栽培・-5000)/在来@東アフリカ/在来@ジャマイカ/在来@ブラジル
- 調理技術ゲート
- 若い茎葉を茹でる/炒める調理で葉菜化。特別な脱毒処理は不要(在来知としての選別のみ)。世界の湿潤低地で最も広く食べられる茹で菜の一つ
- 場ゲート
- 汎熱帯の家庭・自給の在地葉菜。カリブ(callaloo=カラルー)・東アフリカ(mchicha/terere=ムチチャ)・南アジア/中国(thotakura/莧菜)等で日常食。原産地での採取・食用開始は先史で記録に残らない
各地への伝来 4
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前5000頃 メソアメリカ 在来在地栽培
- 時期不明 ジャマイカ 在来
- 時期不明 ブラジル・バイーア州サルバドール 在来
- 時期不明 東アフリカ 在来在地栽培
アマランサス葉の到来が成立を縛った料理 1
アマランサス葉が届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。
- ムチチャ ケニア
アマランサス葉を使う料理 1
- ペッパーポット(ジャマイカ) ジャマイカ1700年ごろ