食材から辿る / 在来
新鮮チーズカード 素材 時期 B検証済
新鮮チーズカードが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
乳を凝固させ乳清(ホエイ)を切っただけの未熟成チーズ=新鮮カードは、製チーズの最初の形。最古の物証は前6千年紀(約-5500)の中欧クヤヴィ(現ポーランド)の穿孔土器に残る乳脂残渣で、カードとホエイの分離を示す。地中海側でも約-5200のダルマチア沿岸で独立に確認され、酪農社会で各地に独立発生した在来の乳加工品
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 乳(在来)=家畜化した反芻獣(ウシ・ヒツジ・ヤギ)の乳。近東〜南東欧では前7千年紀(アナトリア約-6500)から土器脂質残渣で乳利用が確認され、原料乳は在来
- 調理技術ゲート
- 乳の凝固(自然の乳酸発酵/酸添加/レンネット)+ホエイの水切り。穿孔土器(篩)によるカード/ホエイ分離が最古の物証
- 場ゲート
- 牧畜・農家の家庭内乳加工(在来)。特別な設備を要さず日常の乳余剰処理として成立し、階層・接面を選ばない
各地への伝来 3
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前5600〜前5200頃 ポーランド 在来加工
- 前5300〜前5000頃 クロアチア 在来加工
- 1854〜1900頃 ケベック 技術発明加工