食材から辿る / その他・調査中
スワンプタロ 素材 時期 C検証済
スワンプタロが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
3ゲート
- 食材入手ゲート
- スワンプタロ(Cyrtosperma merkusii)=インド太平洋/メラネシア(ニューギニア〜ソロモン諸島)原産のサトイモ科湿地根菜。オーストロネシア人が主食化した4大サトイモ科作物の一つとして太平洋の環礁(ミクロネシア/ポリネシア)へ持ち込まれ在来化。ツバルの在来ピット(掘り込み)栽培を文献裏付け(Flora of Tuvalu, 幅500–1300・代表1000)。原産地での栽培化年代は未詳=在来扱い
- 調理技術ゲート
- 根茎のシュウ酸カルシウム(針状結晶)による刺激を除くため長時間の加熱調理が可食化に必須。環礁では掘り込みピットに堆肥を入れ淡水レンズ層で数年〜数十年地中保存する在来農法を伴う。渡来技術に依存しない在来技術=食材入手と同年
- 場ゲート
- ミクロネシア/ポリネシアの環礁(キリバス・ツバル・ミクロネシア連邦ヤップ等)の在来主食。塩分・貧栄養・低降雨の環礁でも育つ耐災害作物で日常の炭水化物源=食材入手と同年
各地への伝来 1
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 500〜1300頃 ツバル 在来
スワンプタロの到来が成立を縛った料理 1
スワンプタロが届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。
- プラカ ツバル500年ごろ