食材から辿る / 旧大陸
ウィットルーフ(ベルギーチコリ) 素材 時期 B検証済
ウィットルーフ(ベルギーチコリ)が、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
19世紀ベルギーで軟白栽培法により確立(1833年発見・1846年市場初出・1875年大規模生産)
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 軟白栽培法(暗所・温湿環境でチコリ根を促成し白い芽=witloof を育てる)による品種確立。1833年冬、ブリュッセル植物園の庭師フランシスカス・ブレシエがチコリ根から自然に生じる白芽を発見し、促成栽培法へ発展させた。ベルギー在来のチコリを在地栽培で改良した品種
- 調理技術ゲート
- 暗所で根を養生し葉緑素を欠く白い結球葉を得る。この栽培技術の確立=食用野菜としての成立
- 場ゲート
- 食材入手と同年(栽培技術の確立=可食野菜としての成立)。1846年にブリュッセル市場へ初出、1875年に大規模生産化
各地への伝来 1
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 1830〜1875頃 ベルギー 在来在地栽培
ウィットルーフ(ベルギーチコリ)の到来が成立を縛った料理 1
ウィットルーフ(ベルギーチコリ)が届く前には成り立たなかった料理です。到来年が、その料理の物理的な下限になります。
- チコリのグラタン ベルギー1880年ごろ