食材から辿る / 在来
西洋わさび 素材 時期 C検証済
西洋わさびが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 在来(南東欧〜東欧原産の Armoracia rusticana。野生分布は栽培地・人為影響地にほぼ限られる synanthropic な種で、原産地では在地栽培・採取で入手できる)
- 調理技術ゲート
- 根をすりおろす・砕いて酢と合わせる(細胞破壊でアリルイソチオシアネートが生成し辛味が立つ)。史料上は薬用(プリニウスの armoracia は薬用専用とされる)から薬味への用途転換が中世〜近世の中欧で起きた
- 場ゲート
- 中欧・東欧の農家/家庭の食卓(大衆・在地入手)。原産地では食材入手と同時に成立し場ゲートは退化
各地への伝来 2
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 1200〜1500頃 クロアチア 在来在地栽培
- 時期不明 東欧 在来在地栽培
西洋わさびを使う料理 1
- クレン クロアチア1300年ごろ