食材から辿る / 在来
コンク貝 素材 時期 B検証済
コンク貝が、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
カリブ海・西インド諸島に自生する在来の大型巻貝(クイーンコンク/ピンクガイ)。Archaic期(前3000年頃)から先住民の採集食として連続して食用され現在もカリブ諸島の貝食文化の中核
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 主役コンク=カリブ海/熱帯北西大西洋に自生する在来の最大級巻貝(クイーンコンク=Aliger gigas/Lobatus gigas, ピンクガイ)。栽培も外来搬入も要さず沿岸の海草藻場で採集(在来採集食)。バルバドスHeywoods遺跡の幼個体が前3280–2940年と、Archaic期からの食用が考古学的に裏付く
- 調理技術ゲート
- 採集(浅瀬・素潜りでの手取り)と剥き身=殻の螺塔に穴を開け筋肉を切って生肉を取り出す在来の下処理。後代の特別な技術を要さない。生の貝そのもの(クラックコンク等の調理形は別行)
- 場ゲート
- stratum=大衆 / access=沿岸・島嶼 / community=カリブ先住民(ルカヤン/タイノ)〜現カリブ諸島民
各地への伝来 1
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 前3280〜前2940頃 西インド諸島 在来
コンク貝を使う料理 1
- クラックコンク バハマ1650年ごろ