食材から辿る / その他・調査中
ブルノスト 素材 時期 B検証済
ブルノストが、いつ・どこで食べ物として成立し、各地へどう伝わったかをまとめています。 原産地での成立を3ゲート(食材入手・調理技術・場)で示し、その後の各地への到来を記録でたどります。
褐色乳清チーズ(mysost/prim)は北欧の在来伝統で、遅くとも15世紀には文献に記録(口承では2500年超)。近代の固形ブルノスト(fløtemysost/Gudbrandsdalsost)は1863年にアンネ・ホヴが乳清に生クリームを加えて完成させた
3ゲート
- 食材入手ゲート
- 乳清(チーズ製造の副産物)=北欧の酪農で在来。牛乳・ヤギ乳のチーズ生産に伴い自明に入手(追加のクリーム・牛乳も在来)
- 調理技術ゲート
- 乳清を約10:1まで煮詰め乳糖をカラメル化=褐色チーズ化(在来の保存加工)。近代の固形ブルノストは生クリームを加え鉄鍋で水分80%未満まで煮詰める(1863年アンネ・ホヴ/fløtemysost→Gudbrandsdalsost)
- 場ゲート
- 農家の乳製品加工(セーテル=夏季の山の放牧地の酪農)での成立。19世紀後半に商業生産・輸出で普及
各地への伝来 1
各地で食べ物として定着した時期の記録です。地域によっては、それに先立つ物理的な到来(観賞用など、食用より前の前史)が含まれることがあります。
- 1400〜1863頃 ノルウェー 在来加工