食文化圏 / 中東・北アフリカ

エジプト料理の成立史

中東・北アフリカの食文化圏「エジプト」に属する料理 4 品の成立史。 いつ・どこで成立したかを、3ゲート(食材入手/調理技術/場)・確度2軸・検証ログで根拠まで辿れます。

この食文化圏の指紋 DB由来のデータ集計(装飾でなく事実)

律速になりがちな食材成立を決めた律速食材として現れた回数(料理数)。

  • ソラマメ1
  • マカロニ1
  • モロヘイヤ(シマツナソの葉)1
  • 1

食材が届いた経路律速食材の到来経路(channel)の傾向。在来=もとから現地にあった食材。

  • 在来1
  • 植民地交易1

成立年代の分布成立年代の分布(最古 前1000 年〜最新 1850 年)。

  • 先史・古代1
  • 中世1
  • 近代2

起源説の確度起源説の固さ(A=構造的必然〜D=要検証)の内訳。C/D は諸説・反証ありの料理。

  • C C=諸説・通説4

所属する料理 4

  • モロヘイヤ(ムルキーヤ) エジプト -1000–1000 時B説C

    刻んだ葉を煮込んで独特の粘りを出すエジプトの家庭料理モロヘイヤ。古代エジプト以来の常食と語られる一方、料理として確かにたどれる記録は中世まで下る。

  • フール・メダメス エジプト 1000–1500 時B説C

    エジプトの朝食に欠かせないソラマメの煮込み。古代ファラオの時代から続くとも語られるが、いまのかたちを決めた一晩のとろ火煮込みは、中世カイロで育った技だった。

  • コシャリ エジプト 1850–1900 時B説C

    米とレンズ豆にマカロニを重ね、トマトソースと揚げ玉ねぎをのせて食べるエジプトの国民食コシャリは、ひとつの起源をもたない。インドの米豆料理に連なる古い基層の上に、19世紀の地中海から渡ってきたパスタとトマトが重なってできた、由来の入り混じった一皿である。

  • ターメイヤ エジプト 1850–1950 時B説C

    エジプトのソラマメ版コロッケ、ターメイヤ。ファラフェルと同じものに見えて、じつは別物だ。「コプトの断食食から始まった」「ファラオの昔に遡る」という由来話は、どちらも裏づけを欠いている。

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